できないポーズは出来るようにならなきゃダメ?ヨガ講師が詳しく解説
ヨガの練習中、できないポーズがあって悔しい…
できないポーズは、出来るようにならなきゃダメなの?
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は2012年からヨガ講師としての活動を始め、これまでに約20,000人の方々に指導をしてきました。
その中でよく耳にしてきたのが「できないポーズがあって悔しい…」というものですか?
あなたはそんなふうに思ったことないですか?
私は何度もあります…苦笑
そこで今回は、できないポーズは出来るようにならなきゃダメ?ヨガ講師が詳しく解説と題して、筆者の体験をご紹介できたらと思います。
できないポーズは出来るようにならなきゃダメ?ヨガ講師が詳しく解説
ヨガのできないポーズは、出来るようにならなきゃダメなのか否か?
結論から言うと、
できないポーズはあってもいい
だけど、
できるように働き続ける
ことがとても重要だと筆者は考えています。
それぞれどういうことか、さらに詳しく解説いたします。
できないポーズはあってもいい
ヨガでは、できないポーズはあってもいいと考えます。
完璧なものなんてありえませんし、ポーズができないことはダメなことでも何でもないからです。
そもそもヨガとは本来、
心身、感覚器官を鍛錬によって制御し、精神を統一し、心の働きを止滅させ、人生究極の目標である輪廻からの解脱(モークシャ)に至ろうとするもの
Wikipedia ヨーガ
などとも言われています。
なのでできないポーズがあるとかどうとかは、とても些細なことでしかないのです。
とはいえ「やったー、できないポーズがあってもいいんだから、できなくてもいいんだ」というわけでもないんですよね。
それだと、何の変化も成長もないですもんね。
できないポーズができるようになるというのは、練習を続けた結果として単に現れることであって、できるようになることが目的ではないといういうことです。
結果は単なるおまけです。
ヨガの練習が初めての方やまだ自信がない方は、無理や無茶はしなくても大丈夫です。
今の自分はこうなんだと正確に把握して、今の自分に必要な練習をすればいいんです。
できないポーズがあってはダメだのような、結果に対する思い込みは一旦横に置いてみませんか?
結果は気にせず淡々と練習を続けていたら、気がついたらできていたという経験が、筆者には何度もあります。
できるように働きかけ続ける
ヨガのできないポーズとの向き合い方の2つ目は、できるように働きかけ続けるということ。
できるようになったかならなかったかは、正直どっちでもいいのです。
「どうやったらできるようになるんだろう?」と常に探求し続けることがとても大事、ということです。
そのためには、やはり明確なゴールが重要になるんですよね。
旅行に行く時も、まずはどこへ行くかを決めますよね。
行き先が決まってなかったら、電車に乗るのか、自転車で行くのか、何を持っていくのか…何も決められないですよね。
ヨガの練習も同じです。
このポーズができるようになると決める。
そして、どうやったらできるようになるのか、仮説を立てたり実験したりして、練習を繰り返す。
その結果、今までできなかったポーズができるようになるかもしれませんし、すぐにはならないかもしれない。
だけどそんなことは、あまり重要なことではありません。
できるというゴールに向かって、どれだけ自分のエネルギーをそこに費やしたのか、そうした過程の中に学びや気づきがあるんですよね。
適切な練習を続けていたならば、望んでいた結果はいずれやってくることでしょう。
だけど、やって来なかったとしても悲観をしたり落胆したりしないことです。
ヨガのポーズをとる練習は、日常生活や人生の比喩です。
練習中に自身に起きていることは、人生を反映しています。
そこに気づくと、ヨガのポーズが単に体を動かすエクササイズではなく、人生の可能性を広げるより深い練習となっていくと思います。
でも、できるようになりたい!
ここまで、ヨガのできないポーズは「出来るように挑み続けることが大事だけど、できたかできないかったかには執着しない」といったお話をしてきました。
とはいえ、それでも、できるようになりたい!という気持ちもすごくよく分かります。
筆者もそういう時がありましたし、今でも思うことがあります。
そういった時は、自分に合った先生や環境のもとで定期的な練習を続けることが、最も確実な方法だと思います。
筆者自身、ヨガの一実践者として身を持って感じています。
どこかいいところがないかな?という方は、宣伝のようになってしまいますが、ぜひ一度埼玉県の東松山ヨガへお越しください。
筆者および東松山ヨガ主宰者の政子さんは、東京のYogaJayaという道場で、ヨガをベースにした安全に体を動かす方法を学んできました。
講師は一人一人の練習の様子を観察し、なぜこのポーズができないのか?できるようになるにはどのような練習をすればいいのかを一緒に考えます。
言葉かけしたりアシストしたりしながら、安全にクラスを進めます。
我々講師にも、もちろんできないポーズは多々あります。
それゆえに「できないことは恥ずかしいことではないよね」「できないポーズができるようになるのって楽しいよね」といった気持ちも共有できると思います。
初めからすべてのことができる人なんかいませんし、できないから練習するんですもんね。
機会がありましたら、ぜひ一緒に練習しましょう。
できないポーズは出来るようにならなきゃダメ?ヨガ講師が詳しく解説 まとめ
以上、できないポーズは出来るようにならなきゃダメ?ヨガ講師が詳しく解説というテーマでお伝えしました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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