決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる。瞑想講師の願望実現法
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれるって、一体どういうこと?
瞑想すると願望が実現するって本当?
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者はヨガ講師のケンと申します。
20代半ばから独学で瞑想を始め、瞑想歴はかれこれ25年になります。
2011年には東京YogaJayaに入門し、本格的にヨガの修行を開始。
その後指導者として、これまでに約20,000人の方々に指導をしてきました。
実は筆者は30代のほぼ10年間、いわゆるうつとなり、一度は人生をあきらめました。
やりたいこともよく分からず、人生をさまよい続けた10年でもありました。
ですが今は、ヨガや瞑想を教える活動をし、大きなストレスもなく充実した毎日を送っています。
そんな経験をもとに2023年1月8日に「願望実現ワークショップ」を開催したところ、参加者の方にとてもよろこんでいただけました。
そこで今回は、決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる。瞑想講師の願望実現法と題して、その時の内容をご紹介したいと思います。
参加できなかった方は次回の予習に、参加された方々は復習にお役立ていただければ幸いです。
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる。瞑想講師の願望実現法
筆者はヨガや瞑想の講師ですが、なぜ願望実現のワークショップをしようと思ったかというと、
あなたはすでに願望を実現する力を持っている
それが潜在意識である
というメッセージをお伝えしたかったからです。
例えばヨガには逆転(逆立ち)のポーズというものがあるのですが、いきなりできる人は少ないです。
筆者もヨガの練習を始めた当初は「こんなん出来るわけない」と思っていました。
でもどうしてもやりかったので、毎日練習したら1ヶ月で立てるようになりました。
筆者が特別な才能を持っていたからでしょうか?
いいえ、誰でも願望を叶える力は持っているんです。
ではなぜなかなか実現しないのか?
それは、何を叶えたいかを決めていないからです。
1泊2日で北海道へ行くのか、1ヶ月間ジャングルの奥地に行くのかでは、荷造りも移動手段の手配もまったく異なります。
ここへ行くという行き先を決めなければ、いつまでたっても目的地へは辿り着けません。
逆にいうと願望を実現するには、「これをやる」と決めるだけでいいんです。
すると潜在意識が動き出し、ほっといても叶えてくれます。
あなたは、人生のゴールを明確に決めているでしょうか?
まったく考えたこともなかったり、ぼんやりとしか決めていないという場合も多いかもしれません。
でも大丈夫です。
筆者が実践したやり方を詳しくご紹介します。
願望を実現する5ステップ
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる方法は、次の5つのステップで行います。
① 願望の発掘
② 整理
③ ゴール設定
④ 実現
⑤ 体感
これは実際に筆者が、さまざまな方法を試してみて、よかったなと思えたものを組み合わせ、自分なりに体系化したものです。
それぞれどういうことか、順番に解説いたします。
① 願望の発掘
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる願望実現の方法、1つ目のステップは、願望の発掘です。
そもそも、自分が何を望んでいるかが分からない…なんてことありませんか?
筆者はまさしくそんな感じでした。
自分の願望が分からなければ、ゴールを決められるはずありません。
なのでまずは、自分が本当に叶えたい願いは何なのか?どんな自分でありたいのか?といった、心の底からの願望を掘り起こしていきたいのです。
そのためには、紙とペンを使います。
そして、
・子供の頃、好きで好きでたまらなかったものやことはなんですか?
・明日が人生最後の1日だとしたら、どう過ごしますか?
といった質問に、思いつく限り答えを紙に書き出していきます。
今回のワークショップでは、20個くらいの質問を用意しました。
質問の内容はこちらに詳しく書いたので、興味がある方はぜひ実際にやってみてください↓
② 願望の整理
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる方法の2つ目は、出てきた願望を整理するステップです。
出てきたアレコレをもっと根源的な願望に煮詰めていく作業と言ってもいいかもしれません。
なぜそんなことをするかというと、ステップ①で出てきた願望というのは、まだまだ表面的な願いでしかないからです。
この願望整理のステップでは、紙に書き出されたたくさんの言葉をじっくりと眺めて、グループ分けをしたり共通点を見つけていきます。
例えば筆者の場合は、子供のころ好きだったこととして、
・サイコロゲームを自作
・外でみんなで遊ぶより部屋で塗り絵
・天井が床だったらという想像
などが出てきました。
それらからどういったキーワードが導き出されたかというと、
・本質的、本来的なこと
・エンタテインメントや遊びの要素
・ひとりでやる
・人と違う
といったものでした。
具体的だった願望が、より抽象的な価値観や概念に変わったのがお分かりいただけるでしょうか?
こうした自分なりの生き方とか哲学といったようなものを、明確にしていきたいのです。
なぜなら、それらが満たされるのであれば、今日や明日何をするかなんて実はけっこうどうでもいいことだったりするからです。
③ ゴール設定
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる方法の3つ目のステップは、ゴール設定。
①と②で出たものを材料に、実現したい願望を決める作業です。
上のような9つのマトリックスを描き、周囲の白いマス8つに「自分の人生を構成する8つの分野」を設定していきます。
これは筆者が独自に考案したやり方です。
コーチングなどで用いられるライフホイールやバランスホイールと呼ばれる考え方と、能力開発などで使われるマンダラチャート法を組み合わせています。
人生の8つの分野としては、例えば健康や仕事や人間関係などが挙げられます。
どんな分野を選び、どんな名前をつけ、どのマスに書くかなどは人によってさまざまでしょう。
8つの分野設定ができたら、各分野のマスそれぞれにゴールを決めて書き込んでいきます。
真ん中のグレーのマスは、人生を総括するような大ゴールを書きます。
たとえばの例ですが、
のように、真ん中に大きなゴールがあり、その周りを分野別の小ゴールが取り囲んでいるようなイメージです。
ゴール設定のコツ
マスの中に書く9つのゴール(願望)には、書き方のコツが5つあります。
まずは「心から願っていること」を必ず書くようにしてください。
誰かから言われたことや、社会的義務みたいなことは、本当に心から望んでいることではないですよね。
書きながらニヤニヤしたり、叶ったらヤバいな…と思うくらいのことがいいです。
2つ目は、現在進行形で書きます。
〇〇したいと願うということは、なぜなら今そうじゃないからってことですよね。
だから、そうじゃない状況がずっと叶い続けてしまっているわけです。
3つ目は、必ず一人称(私は…)で書くようにしてください。
〇〇さんとお店をやって成功するとか、夫が〇〇に…というのはNGです。
その人の人生はその人が決めることだからです。
4つ目は、肯定形で書きましょう。
脳は否定と肯定を区別しないからです。
病気にならないという願望は「病気」が叶ってしまう可能性大です。
その場合は、健康に生きているのように言い換えます。
最後5つめは、時間が経てば実現する可能性があることはゴールにしないこと。
つまり、ハワイに行くとかはNGです。
だって、行こうと思えば行けますよね?
「ほっといても叶うかも」ということは、このまま何もしなくていいことになりますよね。
残念ながら、行動しなければ何も起きません。
④ 実現
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる願望実現法の4つ目は、いよいよ実現のステップです。
ゴールや願望を決めただけで、やった気になった経験ありませんか?
どうせだったらちゃんと実現させましょう。
具体的にどうするかというと、先ほど書いた9つのマスを毎日朝と夜、紙に書いてみてください。
写経やバットの素振りみたいなものです。
何度も何度も淡々と繰り返して、それが当たり前に思えるくらい、潜在意識に定着させていくわけです。
丁寧に書いても2分はかからないはずです。
タイミングは、朝起きた直後と寝る前が望ましいと思います。
睡眠と覚醒が切り替わる時間というのは、いわゆるまどろみと呼ばれ、潜在意識や本能に働きかけやすいと言われています。
えー、そんなの面倒だよ…と思いましたか?
するとそこにかかれた願望は、もしかしたら本当に望んでいるものではないのかもしれません。
だって朝晩2分だけで、潜在意識が勝手に叶えてくれちゃうんですよ?
こんな楽な話なくないですか?
あるいは、そんなことで叶うわけがない…と思っているなら、やはりその願望は実現しないと思います。
だって自分で「叶うわけない」って決めちゃってるんだから。
願望実現のコツ
ゴールを朝晩写経する以外にも、潜在意識に働きかける方法はあります。
1つ目は、自分で決めたゴール(願望)は誰にも教えないということです。
「そんなの無理だろ」などという人は、必ず一人はいるものです。
そういった言葉で自分を下げられるのを防ぎます。
もし言われてしまったら、その瞬間にすぐに忘れてしまいましょう。
いつまでも思い返していると、何度も言われ続けるのと同じことになり、潜在意識に刷り込まれてしまうからです。
嫌な記憶を2秒で消す方法は、こちらに詳しく書きました↓
2つ目は、自分自身でも自分を下げないということです。
「私ってダメだなあ…」「また失敗しちゃった…」なんて言っていないでしょうか?
あなたは、あなたが決めた通りのあなたになります。
上手くいったら「やっぱり。上手くいくと思ってた」
上手くいかなかったら「あれ?おかしいな?」
自分で自分を高く保ち続けてみてください。
さすがですね!と言われたら、謙遜なんかせずにさわやかに「ありがとう!」と言いましょう。
「私はこういう人間だ」と決めるだけで、潜在意識がその通りのあなたにしてくれます。
⑤ 体感
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる願望実現法、最後5つ目は体感のステップです。
体感とはどういうことかというと、願望はすでに叶っているということを身をもって感じるということです。
ますます「???」かもしれませんので、説明します。
あなたは今、生きていますか?
生きてますよね。
呼吸してますか?
してますよね。
それはつまり人間にとって最大の願望である生存欲求を、あなたはすでに叶えているということです。
これって、よく考えたらとんでもないことじゃないですか?
これだけ技術が発展していてさえ、人間の生命維持の仕組みを完全に再現することは、未だ実現していません。
そんなとてつもないことを、あなたは今なんの努力もなしに、いとも簡単に叶えてしまっているのです。
あなたはスゴいんです!
つまりどんな願望でも、「今呼吸している」とか「明日も生きている」などと同じくらいの確信が持てれば、実はほっといても叶ってしまうと言えるでしょう。
願望がすでに叶っていることを体感するコツ
願いはすでに、潜在意識が叶えてくれているんだなということを体感するには、瞑想がおすすめです。
じっくりと自分を観察することで、臓器や細胞一つ一つが、実は本能レベルで常に願望実現をしてくれていることを、身をもって感じられるからです。
ここでは、上にも例として挙げた「呼吸」に意識を向ける瞑想をご紹介します。
あぐらか椅子に座り、できるだけ動かず、目を閉じます。
そして、今そこにある呼吸をただ観察します。
吸った時に肺に空気が入って膨らんでいく感覚や、吐く時にどんな感情が湧き上がるかなど、いい悪いを評価せずに、ありのまま感じます。
意識がしづらいなという場合は、少し長めに吸ったり吐いたりしても構いません。
こんなに複雑かつ繊細な行為を、あなたの潜在意識は勝手に行ってくれているんです。
ということは、どんな願望であろうと、いとも簡単に実現できそうな気がしませんか?
呼吸を観察する瞑想の詳しいやり方はコツは、こちらに詳しく書きました↓
確実に願望実現する方法
ここまで、瞑想歴25年、ヨガ指導歴10年超の筆者がおすすめする「決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる方法」をお伝えしました。
ですが、読んだけどよく分からん!という場合もあるかと思います。
それはひとえに、筆者の文章力や伝達能力によるものかもしれません。
もしそうでしたら、謹んでお詫びいたします。
そしてご提案なのですが、ぜひ筆者のクラスやワークショップにいらしてみてください。
文章では表現しきれなかったことが、直接お伝えできるかと思います。
願望実現ワークショップは今後も定期的に行う予定でおります。
また、ヨガのポーズをベースにした「体の動きの練習クラス」は、筆者のパートナーが毎週開催していますし、筆者のクラスも月に一度行っております。
ヨガのポーズや呼吸、瞑想法の練習を通して、自分自身を観察する力を高めたり、本当の心の声に耳を傾けやすくなると思います。
今回ご紹介した願望実現の5つのステップにも、きっと役立つと思いますので、興味があればぜひご参加ください。
体が硬いからヨガなんて…とお思いの方は、ぜひこちらもお読みください↓
決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる。瞑想講師の願望実現法 まとめ
以上、決めるだけで潜在意識が願いを叶えてくれる。瞑想講師の願望実現法というテーマで解説をしました。
ゴールを決めたら、あとは旅を楽しむだけです。
願望実現ワークショップの詳細はこちら↓
瞑想のワークショップも開催しています。立ったり動いたりする瞑想する、変わった瞑想もご紹介しています。
詳しくはこちら↓
食生活のワークショップも開催しました。あなたがいつも食べているものは、本当はどんなものかご存じですか?
詳しくはこちらをどうぞ↓
スケジュールはこちらからご覧いただけます↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お会いできるのを楽しみにしています。
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