美しいポーズ=ヨガではない。指導歴10年超のヨガ講師が詳しく解説
ヨガって、美しいポーズをとること?
体が硬くてポーズが美しくできないから、ヨガの練習は無理…
そんなふうに思っていないでしょうか?
わたくしヨガ講師のキラーケンは、現在埼玉県東松山市でクラスやワークショップを開催しています。
2022年9月24日にも「動きの練習」ワークショップを開催し、生徒さんとの会話の中で、改めてヨガとは? 美しいポーズとは? と考える機会がありました。
そこで今回は、美しいポーズ=ヨガではない。指導歴10年超のヨガ講師が詳しく解説と題して、詳しくお伝えしたいと思います。
美しいポーズ=ヨガの練習ではない。指導歴10年超のヨガ講師が解説
早速結論から言うと、ヨガとは美しいポーズをとることではないと、少なくとも私は考えています。
もちろん、ヨガの練習を続けた結果、ポーズが美しくとれるようには確実になっていくと思います。
ですが、それはあくまでも単にそうなったというだけであって、目的でも目標でもないのです。
現在私は、ヨガのポーズをベースにした、身体の動きに意識を向ける「動きの練習」というクラスを指導しています。
なぜ、ヨガの練習と言わずに「動きの練習」と呼んでいるかというと、ヨガ=美しいポーズというイメージを一旦横に置いておきたいという思いがあるからです。
また、古代インドを発祥としたハタヨガ以外にも、心理学や生体力学、演劇やダンスの分野で用いられるボディームーブメント理論、コーチングの考え方など、さまざまな要素を盛り込んでいるからでもあります。
私キラーケンや、東松山ヨガ主宰の政子さんは、東京のYogaJayaという道場で学びました。
YogaJayaではこうした考えのもとBaseworksという独自のシステムを創り、ヨガという枠に縛られない活動を続けています。
結果と過程
ヨガ=美しいポーズではない、と考えているのにはもう一つ理由があります。
それは、ヨガとは単にポーズの形をとるのではなく、そのポーズに入る過程やキープ中の思考や感情のかすかな揺れなどに、常に意識を向け続けたいという想いです。
見た目ももちろん大事ですが、それ以上に大切にしたいものがあるのです。
ヨガや古代インドには、あらゆる物ごとは静止しているのではなく常に動き続けいているといった考え方があります。
美しいポーズと聞くと、どうしてもその完成形やシルエットとしての美しさを連想してしまわないでしょうか?
表面的な形というのはあくまで結果であり、そこに至る過程にこそヨガの学びがあると思うのです。
そういった点から、ヨガのポーズの練習とは動きに集中する瞑想と呼んでもいいかもしれません。
瞑想も、何かを得たいからするのではなく、瞑想中やそれを続ける過程で、さまざまな学びがあると感じています。
瞑想というと静かに座って何も考えない…というイメージがあるかもしれませんが、止まっていようが動いていようが、それに意識を向け続けることは紛れもなく瞑想的な行為と言えます。
どんな活動も瞑想になり得るという考えは、動画でもお話ししたのでぜひご覧ください↓
瞑想のワークショップも開催しています。興味のある方はぜひご覧ください↓
ヨガと食生活
ヨガの目的は美しいポーズをとることではないと言いましたが、長くクラスに通われている生徒さんを観察していると、本当に体の動かし方が美しくなったなと感じることがよくあります。
実際にみなさん自身も、ヨガの練習をしている時に、
以前できなかったポーズが、急に深く入れるようになった!
体が軽くなった
と感じることはないでしょうか?
逆に、
今日はなんだか体が重いな
思うように動けないな…
なんてこともないですか?
そうした日々の体調や身体能力の変化は、さまざまな要因が関係していると思いますが、その大きな要素の一つとして食が挙げられます。
つまり、ふだん何を食べているかということです。
食べ物と体の不調については、こちらのブログに詳しく書きました↓
これを食べるのがいい/食べてはいけないということは、一概には言えません。
ですが、前日に食べたものや、練習前に何を食べたかは、確実に自分の肉体や感情状態に影響を与えます。
なので、定期的に動きの練習をしていると、自分が何を食べ、それが体調や心身のバランスにどう関係しているかが掴みやすくなるんです。
こういったことからも、ヨガは美しいポーズをとることだけではなく、自分の心身の状態を天体観測するような練習でもあると、私は考えています。
あなたは普段、どういった食事をしていますか?
食べているものが、体や心にどう関係してると感じますか?
東松山ヨガで食のワークショップも開催しました。興味があればぜひご覧ください↓
美しいポーズ=ヨガではない。指導歴10年超のヨガ講師が詳しく解説 まとめ
以上、美しいポーズ=ヨガではない。指導歴10年超のヨガ講師が詳しく解説というテーマでお伝えしました。
どうしても美しいポーズをとりたい!という場合は、足元の安定がとても重要です。
柔らかすぎるヨガマットを使っていませんか?マットを選ぶ際のポイントはこちらをどうぞ↓
体が硬いからヨガなんて…と思っている方は、こちらの記事が参考になれば↓
足を高く上げるような美しいポーズができるようになりたい…という方はこちらをどうぞ↓
東松山ヨガで行っている「動きの練習」は、穏やかかつ自分を常に高めることに働きかける方法です。
東松山ヨガ主宰の政子さんのレギュラークラスも、同じ考えのもと動きに集中する練習をおこなっています。
ご興味のある方は、ぜひ一度体験にいらしてください。
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